クローズアップ現代(NHK総合)「イチロー 前人未踏の記録へ」
大リーグでは、ウイリー・キーラーが、8年連続200本安打を1894年(明治27年)から1901年(明治34年)にかけて達成している。
イチローは1世紀かけて、大リーグの記録を打ち破る9年連続200本安打を達成しようとしている。まさに、日本人の誇るべきアスリートである。
ウイリー・キラーが記録を出した当時は、弾まず飛ばないボールが採用されており、今の大リーグでは想像もつかないが、当てて転ばすバッティングが主流だったようだ。
イチローは、アメリカ人が忘れかけていた古き良き時代の大リーグ野球を思い出させてくれたという。
イチローの打撃のすごさは、毎年変化するフォームにあり、同じ攻めが二度と通じない対応の早さだという。相手投手が毎年イチロー対策をとってきても、それを上回る技術で対抗しているというのだ。
ベンチ裏に、選手専用のモニタールームがあり、常に自分のバッティングをチェックしている。
イチローは言う「バッティングは、これをやっていれば大丈夫だというものが常に動いているから、答えがないし、終わりがない」
イチローのすごさはそれだけではない、毎年コンスタントに試合に出続けているという事実が記録達成には必要不可欠だが、それをあっさりとやってのけているという肉体の強さと管理がある。
毎試合、試合直前まで汗びっしょりになるくらい、ストレッチや筋力トレーニングなどをやっているというのだ。
最大の課題は精神面であったという。毎年170安打を超える頃になると、ヒットがなかなか出なくなっていた。それが、今年のWBCの試合、特に決勝打を打った打席を経験して、「何が自分の目の前でおこっても怖いと感じなくなった。」とイチローは語っている。
こうなると、もはやイチローの9年連続200本安打を邪魔するものはないといっても過言ではないだろう。
※平成21年9月13日(日本時間14日) マリナーズ対レンジャース戦において、ダブルヘッダーの第1試合でヒットを1本放ち、第2試合の2打席目において、ショートへタイムリー内野安打を放ち、200本安打を達成しました。
おめでとうございます。
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