映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』公式サイト
リンク: 映画『劔岳 点の記 -ツルギダケ テンノキ-』公式サイト.
日本地図最後の空白地域の調査を行い、その空白を埋める使命をもって柴崎芳太郎たち陸軍参謀部陸地測量部のメンバーが明治40年に剱岳の測量を行うため、登頂に挑む。
前年に行った調査では、剱岳への入り口は見つけることができなかった。
「誰かが行かねば道はできない」
と案内人の宇治長治郎がつぶやいた。
「人がどう評価しようとも、何をしたかでなく、何のためにそれをしたかが大事です。悔いなくやり遂げることが大切だと思います」
剱岳登頂の困難に直面し苦悩する柴崎芳太郎に、剱岳測量の登頂を果たせなかった古田盛作が、手紙を送った。
はるか富士山まで見通した天空の世界、天まで届かんとする岩場の積み重なった稜線、夏でも溶けない雪渓、眼下に俯瞰する圧倒的な風景は、素晴らしいのひと言に尽きる。
圧倒的な自然の中では、人間の営みなどほんのちっぽけな存在であることを教えてくれる。
しかし、人間の意志は自然とともに生きることで、実現不可能と思われる厳しい条件の中でも目的を達成できることも、この映画は語っている。
自然との共生、環境保全とは、自然を畏怖し、尊敬し、歩み寄ることでしか実現の道はない。
それとは別に、道なきところに道をつくるのは人間の強い意志であることも確かであり、そこには一点の迷いもなく、突き進むための自らの強い思いというものが必要であることを感じた。











最近のコメント